協議会紹介

設立の経緯

熊本の企業におけるICT利活用導入を促すことで、
事業拡大や雇用の安定化への一助となりたい

熊本市では近年、少子高齢化や人口減少など人手不足の深刻化に伴う企業の雇用を取り巻く環境が悪化しています。
一方、新型コロナウイルスの発生によって、
テレワークや非対面ビジネスソリューションの導入などICT利活用の重要性は増加傾向にあります。
人手不足や事業拡大に対してはICTを活用した様々な取り組みがありますが、「IT導入の費用対効果が分からない」「ITを使いこなす人材が少ない」「ICTスキル習得のハードルが高い」というのが実情です。

そこで、熊本の雇用の安定や地域企業の発展のため、
熊本市・熊本商工会議所・熊本県情報サービス産業協会により「熊本市地域雇用創造協議会」を設立。
その後、厚生労働省・熊本労働局委託「令和2年度地域雇用活性化推進事業」の採択を受け
ICT利活用人材の育成と雇用拡大への取り組みの活動を開始しました。

協議会の取り組み

事業所の魅力向上、事業拡大の取組

対象 :
事業主及び従業員、創業希望者
  • 1テレワークの導入と管理講習会(令和2年度)
  • 2インターネットを活用した販路開拓講習会(令和2、3年度)
  • 3電子商取引(EC)による事業拡大講習会(令和3、4年度)
  • 4中小企業のRPA活用講習会(令和3年度)
  • 5地域企業幹部・現場のためのIoT解説・導入・活用講習(令和3、4年度)
  • 6中小企業のAI利活用講習会(令和4年度)
  • 7IT利活用計画の作成講習会 ~地域企業のDX戦略~(令和4年度)
  • 8IT利活用のための伴走型支援及び好事例・ノウハウの地域内企業への展開(各年度)

人材育成の取組(ICTスキル習得研修)

未経験者で素養がある人を発掘し、スキル転換、あるいは、既にお持ちのスキルにICTスキルを加えて就職へ繋ぐための事業です。
令和2~4年度の各年度で実施します。

対象 :
熊本市内事業所への求職者
内容 :
「コンピュータ基礎」「アルゴリズム基礎」などの基本的な知識から、「Java言語基礎」「Javaオブジェクト基礎」などの基本技能について習得を目指します。最終的にITスキル標準のレベル2に必要な知識と体系的なヒューマンスキル、データサイエンティストの基礎についても学びます。企業説明会、インターンシップも実施し、企業への紹介も行います。

就職促進の取組

地域求職者を対象とした熊本IT人材オンライン合同就職説明会を開催し、採用に力を入れる地域企業とのマッチングを図ります。
相互理解のための企業説明会をWebで開催しますのでUIJターン希望者など遠隔からの参加も可能です。

対象 :
熊本市内事業所への求職者