ICT利活用事例紹介

ICT 利活用のための伴走支援「中小企業の RPA 活用」

【支援先】
株式会社熊防メタル
熊本市東区長嶺西 1 丁目 4 番 15 号(熊本総合鉄工団地内)
https://www.kb-m.co.jp/
事業内容:表面処理全般
   アルマイト・導電性アルマイト・3価クロメート亜鉛めっき・無電解ニッケル・KBM処理・電解研磨・貴金属・その他のめっき

【ご対応者】
  品質保証課主任 矢上 様
  営業課グループリーダー 本田 様、営業課 寺口  様

–【取材ご対応者:矢上 様】 —
 

 今回、ICT利活用のための伴走支援を通して、RPAをどのように実際の業務課題に活用していくかのアドバイスをいただくだけでなく、プログラムを一緒に作成することで、より具体的な活用のイメージを持つことができました。
 今後RPAを活用し、業務の効率化を図ってまいります。
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【アドバイザ
   株式会社 MICHIRU 取締役 相馬章人 氏、山本泰土 氏
 https://michiru.co.jp/

【課題等】
  OCR のスキャンデータから自社の「業務システム」への検索・登録作業および、その他の業務(売上報告、日報、残業時間報告等)にRPAを活用することで省人化、効率化を図りたい。

【支援内容】
~第1回 2021 年 12 月 21 日(火) ~
支援先より自動化を検討しているいくつの業務について説明。その後、アドバイザーがそれぞれの業務のフローを確認し、RPA で実現可能である業務かつ、支援先にて自動化が実現することで効果が高いものを選定。(重点的に自動化を目指していく業務を決定)

~第2回 2021 年 12 月 23 日(木) ~
自動化を目指すことが決定した業務について、支援者と支援先の両者で TeamViewer を用いて、当該の業務における担当者の実際の操作を確認。その際、担当者がどのように判断しているのかも含めて聴取することで、RPA がより一層人間に近い操作を行うことを実現できるよう支援。

【支援成果概要】
  アドバイザーが業務フローを確認して、重点的に自動化を目指していく業務を決定した。
支援先とアドバイザーでその詳細を議論し、RPA がより一層人間に近い操作を行うことを実現できるよう支援を行った。
 その結果、”業務を自動化し、作業時間を大幅に短縮する”という目的に大きく近づいた。

【支援後の事業者の取組見通し】
  ICT 利活用による業務の自動化達成に向けて、MICHIRU 社の MICHIRU RPA 無償トライアルを利用し、アドバイザーによる継続支援を予定。

【その後について】
  IT 導入補助金の交付が決定し、RPA の導入を予定。(2023 年3月より運用予定)
RPA導入による業務の自動化を図ることにより、作業時間の短縮と効率化が実現される見込み。

【アドバザーより】
 熊防メタル様にはRPA活用講習会に加えて、伴走型支援にも参加していただき、RPAによる業務の自動化を支援させていただきました。
講習会の段階から業務の自動化に積極的で、特に担当者の矢上様が率先して、自動化を狙っている業務の説明やその整理を行ってくださり、業務の自動化を成し遂げました。
今後さらなる業務の自動化の一助となれるよう尽力いたします。
また、熊防メタル様のますますのご活躍が楽しみです。
 貴重な機会をくださった熊本市地域雇用創造協議会様と伴走型支援にご参加くださった熊防メタル様に改めて感謝申し上げます。


ご対応者
株式会社 MICHIRU  山本泰土 氏